使用済み天ぷら油でつくる環境にやさしいチェンソーオイル

この記事では、「子どものためのSDGs教室」にて公開中の動画の中から、使用済みの天ぷら油の利用という観点で、SDGsについて考えていくための教材を紹介します。

前回は、使用済みの天ぷら油(廃食油)が“持続可能な燃料”になることを学びましたが、今回は燃料以外にも、“環境にやさしいチェンソーオイル”となることを紹介します。現在、樹木の剪定や林業で使われているチェンソーオイルのほとんどは、石油から作られたものです。一方、石油から作られたチェンソーオイルは、環境中で分解されにくく、土壌や水質に悪影響を与える可能性があります。そこで大学教員と地域の企業が協力して、廃食油を原料とした生分解性のチェンソーオイルを開発しました。それでは、その性能をみてみましょう!

子どものためのSDGs教室第4回(令和5年度)より
Eiji TOMIDA
Author: Eiji TOMIDA
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